

屋上緑化の保護効果のひとつは、断熱効果によるものです。緑化した屋上表面の温度と、緑化下部の温度差は30度に上ることもあります。屋上表面コンクリートの膨張率は、緑化していない部分では、していない部分の約1/20となり、クラック等の損傷から保護します。
また、もうひとつの大きな効果は、土壌の緩衝能※によりたとえPH3.0の酸性雨が降ったとしても、土壌中を通過した雨水はほとんど中性に変化し、コンクリートに対する悪影響を取り除いてくれます。
※緩衝能・・・酸・アルカリの双方を中和する機能のこと。

2003年に実施されたある調査(対象は、1:一般の人々、2:緑化されたマンションの住人、3:不動産業者の3通り)で、「一般の人々は緑化された賃貸マンションに14,000円/月程度家賃が上がっても住みたい」、「緑化されたマンションの住人は、緑化がなければ家賃が12,500円/月程度下がる」、「不動産業者は緑化の有無によって、12,500円/月程度家賃が下がる」という知見となりました。つまり、12,500円〜14,000円程度が緑化したマンションの戸当たり月額の経済的価値、ということになります。また、②のマンションに関しては緑化の初期費用を上記数字で換算すると、約5年半で元がとれる、という試算結果も出ました。

「家庭」というのは、「家」と「庭」です。しかし、残念ながらマンション等の集合住宅には、「庭」がない場合が多くみられます。清々しい風が通り、日光が燦々とふりそそぐ、とても開放的な天然芝の「空の庭」でゆっくりとした時間を過ごす。まさに、贅沢な都会のリラックススペースです。しかも、交通事故の心配が全くない、居住者のみが使用できるセミプライベートな空間。このような楽しみ方ができるのも屋上緑化ならでは、です。





