屋上緑化が注目される理由

いま、屋上緑化が注目される理由とは?

日本の平均気温は100年間に、約1℃上昇しましたが、東京ではヒートアイランド現象により100年間に3℃もの気温上昇が起こっています。また、環境省の報告では、緯度の高低などに関係なく地方の中心都市でもヒートアイランド現象が顕在化している、とあります。緑地を簡単に増やせない都市部において、屋上を中心として緑を増やすことは、環境を守るためにも大きな意義があります。

人間活動の活発な都市部で、緑地や水面が減り、コンクリートやアスファルトが増えることで地表面が高温になり、気温が上昇する「ヒートアイランド現象」。この現象は地球規模の温暖化という問題とも絡み合ってきます。この現象の緩和のために現在、都市部の建築物の屋上や壁面、屋根などを緑化する事業が推進されています。

夏と冬の土壌下の部分と、何もしていない屋上の表面温度を測ると大きな差が出ます。屋上緑化をした多くのお客様から「部屋が涼しくなった!」といわれます。それにより、クーラーをかけるということが少なくなる訳ですから、省エネルギーに役立ち、電力消費のピークカットにつながります。

屋上という未利用空間に緑化を施すことで、容易に新しい空間を創出できます。建物の利用者に対して(従業員・テナント・居住者など)、緑の癒し空間を提供することができます。また、そのような空間は、新たなコミュニティの形成にも役立ちます。

植物や土壌は、大気中の各種の気体(CO2、NOx、SO2、粉塵、O3、重金属など)を吸着する性質を持ち、その内一部(フロン等)については、分解してしまうといわれています。また、土壌微生物の働きが大きいので、有機物を多く含むミドリウムの土では、特に効果に期待が持てます。

都市部では、雨水を貯留するための土壌が少ないため、集中豪雨などで地下街に雨水が侵入する水害が増えています。屋上緑化は降った雨を一時的に保水し、排水溝への流れ込みを遅らせることが出来るため、このような都市型洪水の被害を抑制する効果があります。

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