壁面緑化

壁面緑化のメリット

地球温暖化やヒートアイランド現象に対する環境負荷低減策として、壁面緑化が注目されるようになってきました。夏季、熱せられた建築物壁面は室内温度の上昇をもたらし、冷房負荷は多大なものとなります。壁面緑化は壁面を緑で覆うことで表面温度を下げ、冷房負荷の低減を実現すると同時に、周辺環境への熱の照り返しを防止する効果があります。
屋上緑化より面積が広く、環境配慮へのシンボルとしてのメッセージ性も高い壁面緑化。限られた人々しか見ることができない屋上緑化とは異なり、壁面緑化は歩行者に安らぎを提供し、環境改善の効果ももたらせます。また助成制度やモデル展示もはじまるなど、行政の動きも活発になってきています。

緑のカーテン(ミドリウムカーテン)

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緑のカーテンは、夏場の高温時に太陽光の遮断と断熱に高い効果を発揮。また植物が持つ蒸散作用によって建築物の温度上昇を抑え、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和に貢献します。さらに環境整備としての遮光や目隠しになると同時に、植物鑑賞も楽しむことができます。そんな緑のカーテンは、商業施設にとどまらず、あらゆる環境に適合。 家庭や学校では、鑑賞や食育、生育観察や収穫等の目的を兼ねてアサガオやキュウリ、トマト・ゴーヤなどが用いられています。植物の生育に優れた「ミドリウムの土」をご利用いただくと、失敗することなく、緑のカーテンを簡単に作ることができます。


モス緑化

どんなところでもミドリにできる!

コケは他の植物と違って空気中の水分や養分を吸収して育つので、コンクリートなどの無機質面でも生長できます。また中でも、スナゴケは乾燥にとても強く枯れても仮死状態にり、水を与えれば再生するため、高層ビル、壁面、急斜面、屋根面、既存建物など都市空間でも容易に育ちます。

もちろんヒートアイランド対策にも!

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さらに、自重の約20倍もの水を保つことができますので、大気の乾燥に対し、体内の水分を蒸散して生命を守ります。このようなスナゴケの保水性と蒸散効果はヒートアイランド化の抑制に有効であることがわかってきました。
(参考出典) 和歌山大学システム工学部山田宏之氏
「コケシートの雨水貯留・排出遅延効果の測定」(PDF:33KB)


CO2吸収と炭素固定

コケは他の植物と同様に炭酸ガス同化作用により炭素を体内に固定化する働きを持っています。一般の植物は体内に固定化した炭素を落葉や枯れることにより土中で腐食したり、都市の中では焼却されることにより大気中にCO2を還元していきます。その結果CO2の吸収と排出の収支は概ね1:1であると言われています。ところが無機質上に生育できるコケは腐食化の進行が極めて緩やかであるため、炭素を固定したまま推積していきます。このことからコケは長期的にみると他の植物に比べて炭素の固定化度が著しく高いといえるのです。

極めて高いコストパフォーマンス

土壌を必要とせず軽量ため、建物等の構造物の負担が少なく、また施工も容易であり他の工法と比べ、緑化に伴う初期投資を著しく軽減することができます。さらに施工後、潅水・施肥・刈込み等の維持管理が不要のため、ランニングコストもかからず極めて経済性の高い製品です。

ワイヤー式

初期費用をなるべく抑えたい方、低環境負荷、将来的な緑被率向上を目指す方向け。補助資材にワイヤーを使用した、登はんタイプ・下垂タイプの壁面緑化です。植物を選定することにより、さまざまな用途に対応が可能です。

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利用が考えられる植物

常緑つる植物

No植物名形式被服速度タイプ特記事項
格登棒登下垂
1カロライナジャスミン巻つる早い花に微香有、暖地好む
2コトネアスター類這性遅い×這い性のもの、鳥誘致
3サネカズラ巻つる早い紅実(10~12月)
4スイカズラ巻つる早い花に芳香あり、耐寒性
5ツキヌキニンドウ巻つる早い×暖地で結実、紅実
6ビグノニア(ツリガネカズラ)巻ひげ早い花が美しい
7ツルニチニチソウ巻這性早い××ビンカ・マジョール、斑入りが美しい
8ツルマサキ付着根遅い×大気汚染に強い
9テイカカズラ付着根早い×下垂可、花に芳香あり
10ヘデラ・カナリエンシス類付着根早い付着しにくい

落葉つる植物

No植物名形式被服速度タイプ特記事項
格登棒登下垂
1アケビ巻つる普通果実
2アサガオ巻つる遅い一、二年草
3キウイ巻つる早い果実
4ヘチマ巻ひげ早い×一年草
5トケイソウ巻ひげ早い花が美しい
6ナツヅタ付着盤早い紅葉する
7ノウゼンカズラ付着盤早い×花が美しい
8ヒョウタン巻つる早い××一年草
9フジ類巻つる早い芳香
10ブドウ類巻ひげ早い

※格登=格子状の支持材を利用 棒登=棒状の支持材を利用

パネル・プランター式

「意匠性」「建築物への高付加価値として」「壁面緑化を広告活用に」など、壁面緑化を何かの資産としてお考えの方。
施工終了時点から緑被率を最大にする工法です。

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